私、パッツンにしたくて、、、

お！い〜ですね！やりましょう！

でも私、今までパッツンになったことがないんです、、、

そーなんですね、、、

はい、今までパッツンをお願いしても私、クセが強いので、いつもバラバラになっちゃうんです、、、

しかも、今まではアイロンで真っ直ぐにパッツンにしてくれるのでその時はいいんですけど、私そもそも家でアイロン使いたくなくて、傷んじゃうし、、、

お、とゆーことは美容室ではパッツンになっても家ではならないってことですね？

この、家とサロンとが違いすぎるギャップといいますか、悲しい気持ちになりまして、、、

わかりました！じゃあ今日はアイロンで仕上げずに、クセ出たままでパッツンにしましょう！

？そんなことできるんですか？

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はい！できました！

やばっ、すごっ、こんなの初めてですっ！え？ほんとに？

ウェットカットの時に、ここ大事ですが、クセを出したままで切ります、うねったままで切ります。

いっさい引っ張らずに、乾いた時にクセのまま落ちる位置でカットします

根元からコーミンングするのは1回だけ。

極力コーミングを少なく、抵抗を加えない、

そして、もちろんアイロンを使わず、自然にドライして、毛先だけすこーしだけツヤ出しのブローをしますがこれも引っ張りません

そうしてできたウェットカットのパッツンに、ここからがとっても大事でして

ラインのチェックカットを30回やります。

とかしてはチェックカット、またとかしてはチェックカット、これを永遠と繰り返します、もちろん引っ張らずに

そうすると20回ぐらいからだんだんバラバラ出てくる髪がなくなってくるんです

できるだけ何回とかしてもパッツンになるくらいに仕上げたい

で30回チェックカットします

そうするとアイロンを使ってないのにラインがそろってることにビックリされました、こんなの初めてって。

嬉しい限りです、

そんな時のカットはpricelessでtimelessでendlessです、納得いくまでただじっとして待って頂きます

↑これがシルキーカット理論です！

あ、もちろん私もアイロンを仕上げで使用することもあります

でも使わない選択も必要ですね

アイロン離れの時代がもう来てますからね！

いつも勉強させて頂きありがとうございます！

　　un’Pilier(岐阜県) シルキーカッター　山川 辰也